何故姉がダイヤで妹がルビィなのか?という疑問
黒澤姉妹、かわいいですよね。
え?そう??って人はブラウザバックしてください。いないか。
姉である黒澤ダイヤ、妹のルビィ。
しっかり者の姉と守られている妹、という構図がはっきりと見て取れる2人。
アニメ内では姉の子供っぽい面や妹の大人っぽい面も見ることができたけれども、やっぱりこの印象は中々崩れないんじゃないでしょうか。
説明なんていらないよね。さっさと本題へ。
「何故姉がダイヤで妹がルビィなのか?」
ダイヤモンドとルビーという宝石が由来であろうことは明らかだけども、何故姉がダイヤモンドで妹がルビーなのか?という問題。
まず、ダイヤとルビィとダイヤモンドとルビーについての関係を考えてみる。
こういう時に考えるのはまず石言葉。
ダイヤモンド「征服されない心、純粋、永遠の愛」
ルビー「情熱、愛、自由」
ぼく「あっこれ多分調べてるだけでエモくなるやつだ」
ルビーの石言葉に情熱とか自由ってエモくないですか…。
20歳の時とかに自由を独立と捉えてプレゼントする文化もあるらしいです…。
ダイヤモンドは長い間磨く技術が確立されておらず、白く霞んだ状態で身に付けられていたそう。
硬いには硬いので「不屈」という意味を込めて男性が付けることも多かったらしい。
硬く硬くなっていった人間性を磨いて輝かせてくれたのは誰なのか、とか考えると楽しくなりますね。
脱線してしまったぜてへぺろ。
ここで姉妹石とかいう情報があれば楽だったが、特には見つからず。
次は宝石の成り立ちについて。
ダイヤモンドは自然界で最も硬い鉱物であり、原石の加工にはカットと呼ばれる特殊な技法を使う。
その硬度の為にほかの宝石を一緒に保存しておくと傷つけてしまう恐れがある。
太陽光などの環境変化、加圧にはめっぽう強いが瞬間的な圧力(ハンマーなど)には弱い。
上記のカットと呼ばれる技法は傷や構造上弱い部分に瞬間的に圧力を加えて加工する。
なお、加工前は霞んだ白色であるために技法確立前は高価な宝石では無かった。
ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬さであり、磨耗への耐性も強い。
コランダムという鉱石の結晶中にクロムが1%程度混ざっていると赤く発色し、それをルビーと呼ぶ。
5%以上混ざると黒くなり、価値は大きく下がる。
単色緑光の中でも赤く光ることができ、これは緑の光を吸収して赤い光として発することが出来るためである。
中に秘めている物を外的要因で磨き出すのがダイヤで、外的要因を中に取り込む事で最も輝くルビィ。
傷ついた所に大きな力が加わると砕けるダイヤと、中に取り込むものが大き過ぎると霞んでしまうルビィ。
なるほどなるほど。
こちらも含めると性格と名前の由来の結びつきがかなり深まるんじゃないっすかね。
石言葉だけだとこじ付けっぽかったけれど成り立ちも含めれば、
性格から先に決まっていたとしたら2人の名前は納得できる。
つまり、何故ダイヤとルビィの性格は逆ではなかったのか?という問題に変わる。
ラブライブ時空ではあまり見ないけれど、妹の方がしっかりしている姉妹は結構存在する印象。
名家の長女であるからちゃんとしていたのでは、というだけでは説得力に欠ける。
生徒会長を務める為にはしっかりしていなければ、というのもあるかもしれない。
もちろん一因ではあると思うけれど、
考えなきゃいけないのは
何故ダイヤが姉でなければならなかったのか?
何故ルビィが妹でなければならなかったのか?
それは、ルビィがダイヤに対してコンプレックスを抱えている必要があったから、じゃないかなと。
完璧な姉がいて、それに甘える妹という構図。
本来はもう少し前に抱えていなくちゃいけないもの。それが劣等感。姉と比べられるという壁。
大人になるにつれて、スクールアイドルとして頂点を目指すにつれて、通らなければならない道。
ある時点までは、それすらも包み込んで守ってくれる姉と、比べられても何も疑問に思わない妹でよかった。
だけど、スクールアイドルとしては完全に同じステージ、同じ目線で比べられる。
姉の輝きを受けて光っているだけでいいのか?
自分の輝きを見つけたいんじゃないのか?
そういったものへの答えの出し方、憧れからの自立、それらが黒澤姉妹の魅力の一つだと思っています。
そういうものは不出来な姉が妹に抱える感情では表現することが難しい。
憧れからの自立というラブライブ!サンシャイン!!を通してのテーマがここにもあるように思えます。
どこで自分の答えを見つけたか、もう見つけているのかは人によって違うと思うけれど、そんな事を考えながら2人を見ているとまた違った見方ができるシーンがあるんじゃないでしょうか。
僕なりに一生懸命考えたものですが、自分はこう思うんだけどなぁ…とか、ここは違うだろ、ってところがあれば是非記事にしてください。
重いかもしれませんが、他の方の答えや考え方を、聞いてみたい。そんな気持ちで書いてみました。
最後に。
ダイヤモンドとダイヤ、ルビーとルビィの関係性めっちゃエモくないですか(n回目)。
ダイヤとルビィがそれぞれ合わさったような宝石もあります。
ピンクダイヤモンド。
石言葉は完全無欠の愛。
エモくないですか(n回目)。
では。