栗悟飯の箸休め

ラブライブ!とかPCゲームとか。

にわかが見るラブライブ!サンシャイン!!二期



二期見てきたよ。





ずるくない?????





そりゃあんな閉校式見せられたら泣くだろちくしょう。





さて。
キャラの掘り下げがあるかなあと思った二期でしたがややストーリー寄りの内容だった印象。
覆せなかった統廃合、それでもみんなの為学校の為にはラブライブで優勝するしかないんだ!!
導入も過程もスポーツ漫画を読んでいるようでした。


落ち込んだりするものの、その話の中で解決することが多くあまりはらはらしたりはしなかった。
全体的にもっと長尺の物語を見せたいところだけ切り抜いてる感じを受けた。

それこそ原作があってアニメ化したような感じ。


入学希望者の締め切りのときとか、心への影響の重要さで描写も長くなったりしてるのかな。
ストーリー全体を通してみても、二つくらい大きく伝わってくるものがあった。



奇跡なんて無いんだなって。



説明会直前に千歌ちゃんが言っていた通り、奇跡は起きるんじゃなく諦めない努力の先にあるもの。


「現状を覆すような第三の力なんて存在しない」


目指していたものであり、信じていたものでもありますが一貫して「奇跡に助けられた」ことはない。
いつだって千歌ちゃんが動いて、それを見た皆が動いて、それを普通怪獣千歌ちゃんが奇跡だと信じているだけ。

だから誇っていいんだよ。普通だと思ってるかもしれないけど、凄いんだよ。

それを二年生組が伝えてくれるのはうれしかった。

ていうか曜ちゃん千歌ちゃんの気持ち理解しすぎだろもっとようちかをみせろ




逆に描写の無かったラブライブ優勝という成果は、もう輝きを見つけた千歌ちゃんの心には何も変化を及ぼさなかったのかな。

輝きを探している日々こそ輝きだった。輝いていた。

見ている人のほとんどが自分の青春を振り返ったんじゃないだろうか。








そして、終始時間を意識させられる話だった。
楽しい時間はすぐに過ぎ去って、終わりにちかづいていく。

終わったら何も残らないのか?


いいや、何も残す必要は無いんだよ。想いが、繋がっているから。


一期の音ノ木坂学園で伝えられたμ’sの姿。


何も残せないはずだった場所に、スクールアイドルとして浦女という拠り所を残したAqours


違うようで違わないような。

限られた時間の中で何を残すか、残さないか。
何をしたくて、しなくちゃいけないのか。

Aqoursの始まりは自分自身を変えたい、あるいは自分自身を証明したい、というところだと思う。(三年生は分からないけど)
だからこそ、「自分はここにいた証」を残すことにした。

自己承認欲求なんて誰でも持っているもので、「私たちはここにいるんだよ!!!」という叫びは心が揺さぶられた。
「0」という数字の絶望感もここにあるような気がする。



輝こうと頑張って、輝いて、輝きに気づいて、あっさりと学校と物語は終わる。
三年生はそれぞれの進路へと発ち、新しい制服も届く。

一つの青春の終わり。
自分が思っているよりあっさり心の整理がついてしまうことが寂しい。
輝いていた日々を懐かしいと感じてしまうのが寂しい。


でも、紙飛行機に導かれて、学校を巡って、残った思い出の奔流を一身に受けて、止まる涙なんか無いよ。


最後のライブはきっと千歌ちゃんの夢。

自分の心の寂しさと、残された熱い思い出と、現実の差異が産んだもの。



もう二度とあのメンバーで歌うことは無い。



ラブライブ!サンシャイン!!はここで終わり。





物語の終わりっていうのはいつも心にあなが空いたような気分になる。
もうこの物語の続きを見ることができないんだなって。

きっと、どんな作品も世界は続いてる。
僕たちにそれを知る術は無い。
そして、数日もすれば別の世界を訪れる。

でも、ふと思い出して。
同じ世界を、空を、歌を、彼女たちを、見た人と出会って。
その世界を振り返れば、いつだって繋がっていることが分かる。


そんな感じでいいのかな。
みんなも、そうなんじゃないかな。


それが、きっと、

Aqoursはここにいた」って証になる。









ストーリー寄りって言ったけどなんだかんだで掘り下げとか成長とか色々見えた。

曜ちゃん少なくない??????

千歌ちゃんの気持ちを支えたり大事なところで気づいてあげられる曜ちゃんは良いんだけど本人の掘り下げは??
このままじゃまた陽キャな曜ちゃんなんだけど。


あとうゆは泣いた。
なんやあいつ天使か。
一年生の支えあってる感好き。


とりあえずストーリーについてだけ。
メンバーについては書くか書かないかわかんね。


では。