隙あらば自分語り
1人が好きなくせに構ってもらえないと寂しくなる。
独りよがりなくせに誰かと一緒じゃないと行動できない。
僕はそんな人間です。
自己肯定はおろか自己の確立すら怪しい。
そんな僕でも一緒にいてくれる人がいた。
すこしずつ輪が広がり、また知らない人と出会えた。
その人は何かと共に一歩目を踏み出そうとする人だった。
何かについて聞いてみた。
「それは輝きだよ」
今なら分かるその言葉は、当時の僕には響かず。
僕は一歩目を踏み出したいキモチと踏み出したくないキモチ両方を抱えてしまった。
輝きの向こう側は、こちら側からは見えない。
向こう側から手を差し伸べた影が「おいでよ」と誘っている。
違う。
僕に足りないチカラはこの一歩目を引っ張ってくれるものじゃない。
ほんの少し、指先程度でいいから。
押し出して欲しい。
足並みを揃えて一緒に歩いて欲しい。
そこまで考えて、ふとまわりを見る。
「まだそんなとこに居たのかよ」
輝きを求めて数歩先を行っていたはずの仲間が、
気持ち悪い笑顔を浮かべて肩を軽く叩いてくる。
別の輝きを目指していた仲間が、
これまた気持ち悪い笑顔で見守ってくれている。
ちっぽけな自分がどこへ飛び出せるかな。
3rdLIVE,16日大阪城ホールソロ参戦、頑張ります。
正直ストレスで胃が焼けそうです。